公益財団法人東京都医学総合研究所 神経病理解析室 関 絵里香
HE染色法でもグリオーシスは識別できる。グリオーシスは濃いピンクでぎらついて見える。また、古い病巣ではKB染色とホルツァー染色は対照的な染色像となることがある。
ホルツァー染色では人体に有毒なアニリンやクロロホルムを使用するため、操作はドラフト内で行う必要がある。また、有害な試薬を用いないリンタングステン酸ヘマトキシリン(PTAH)染色法や免疫染色を代替法として活用できる。