公益財団法人東京都医学総合研究所 神経病理解析室

ファシリティ

1.ポリカット

ポリカットを使って大型ブロックを薄切しています。
両半球のなどの大型ブロックはミクロトームで薄切するのが困難なため、ポリカットを使用します。

2.ホルツァー染色セット

ホルツァー染色を行う際は有害な試薬を使用するため、ドラフト内で作業を行います。分別中は廃液を速やかに回収するために、ホルツァー専用の便利グッズを使用しています。

3.ホルツァー染色中の様子

分別前に臭化カリウムで前処理を行います。机に白い紙を敷くことで分別の際に色の変化が見やすくなります。

4.ミクロトームセット

小型のブロックはミクロトームで薄切します。切片は酢酸を加えた水に浮かべた後、40℃で湯伸ばししてからスライドに貼り、伸展機の上で乾かします。

5.撮影台

切出しの際に使用する撮影台です。撮影台の上には持ち運び式の空気清浄機を置き、ホルマリンの暴露を最小限に抑えるよう配慮しています。

6.切出し室の流し

切出し室ではプッシュプル型の換気装置を使用しています。切出し前の水洗はこの流しで行っています。

7.切出し台

切出し台は全体がプッシュプル型の換気装置になっています。切出し作業はこの中で行います。

8.写真撮影風景

コンテンツを作製する際の写真撮影はデジタルパソロジーコーディネーターのスタッフが行います。実際に作業をする技術員と話し合いながら、写真や動画などの撮影を行っています。

9.写真撮影風景②

カメラや照明の位置など、細かいところまでこだわって撮影しています。
これはホルツァー染色の撮影の様子です。

10.包埋作業台

包埋作業を行うスペースには、ホットプレートや、60℃のパラフィン溶融炉がセットされています。溶融炉の横の機械は、包埋前に滅圧処理を行うものです。

Kursus

神経病理クルズス

ガイドライン

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