公益財団法人東京都医学総合研究所 神経病理解析室

いったよやったよ/2021

Medical Technology、「固定」の技術を極める
2. 徹底解剖!固定の技術、1) 脳の執筆担当しました

Medical Technologyは臨床検査技師を対象とした医歯薬出版株式会社の総合臨床 情報誌です。今月出版された49巻8号では、「固定」の技術の特集が組まれま した。その中で、「脳」の固定法について執筆を担当いたしました。脳の性質や 構造に適した固定法を写真を交えて紹介しております。また、固定の状態が染色 に与える影響についても言及しました。ぜひ参照してください。

報告:関報告:関

「染色法のすべて」において改良ガリアス・ブラーク染色の執筆担当しました


医歯薬出版株式会社の「染色法のすべて」は、1977年に初版が出版されてから、 タイトルを「新染色法のすべて」そして「最新染色法のすべて」と変えながら改訂を重ねてきております。今回の改訂では、臨床検査の現状にあった内容になる よう見直し、執筆者は若返りを図っております。その中で、私は「改良ガリア ス・ブラーク染色」の執筆担当いたしました。限られた字数の中で、染色の重要 なポイントを盛り込んだつもりです。ガリアス染色の際には、参考にしていただ けると幸いです。

報告:関報告:関

第62回日本神経病理学会で発表をしました。

2021年5月27日(木)〜5月29日(土)に第62回日本神経病理学会総会学術研究会が開催されました。今年はWEB開催となっておりオンラインで参加しました。

学会2日目のブレインバンクのセッションでは、新井先生が「東京都医学研・脳神経病理データベース2020年次報告」というタイトルでウェブマイコ実習を中心に昨年一年間の活動を報告しました。学会3日目の神経標本技術フォーラムでは新井先生と関さんが座長を務め、私が「Essential Brain Anatomy & Neuropathologyの紹介」というタイトルで英語版のEBA&Nの紹介を、関さんが「劣化したガラス標本の修繕」というタイトルでガラス標本の再封入についての発表を行いました。他の先生達の発表も大変興味深く、発表後には沢山の質問で盛り上がりました。オンラインのため話す時間に限りがありましたが、他施設の先生達と意見交換ができとても有意義な時間となりました。

報告:小島報告:小島

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