公益財団法人東京都医学総合研究所 神経病理解析室

いったよやったよ/2019

第18回日本デジタルパソロジー研究会に参加しました!

2019年8月29日から31日まで、浜松において、第18回日本デジタルパソロジー研究会に行ってまいりました。29日の午後は小雨混じりの天候でしたが、30日は、浜松は未明から大雨でした。朝の出発時にはやや小降りになって来ましたのでやれやれという感じです。

この研究会も第18回を数えていますが、私は一桁台の研究会から参加して来ました。当時は参加者が30人くらい?の、同好の士の集まりという感じでしたが、年々、新規の病院や企業からの参加者が増えて来て、今回、すでに会場は満員に近いです(250名越え?)。動画は開始前のものになりますが、ベンダーの展示もたくさんあって、大盛況です。演題発表もAI、ディープラーニングがらみのものが多いことが、最近のトレンドです。

海外招待講演者9名のプレゼンは、それぞれの立場での取り組みを紹介しておられ、進捗は様々であっても、向かう方向は一緒、という内容でした。やはり、2年前にFDAがバーチャルスライドマシンを医療機器として承認したことがエポックとなって、日本でもデジタル病理診断で保険収載ができることになっています。つまり、ちょっと昔まで、顕微鏡でなければ病理でない、と言っていた人たちが、顕微鏡だけをのぞいていては世の中から遅れてしまう、というマインドへシフトしたことがはっきりわかりました。

来年は、デジタルパソロジーの旗振り役の先頭を突っ走っている福岡順也先生(長崎大学教授)が会長ですので、想像もできないあっと驚く企画が練られるものと期待しています。

報告:新井報告:新井

第11回「サクラ病理技術賞」授賞式に参加しました!

第11回「サクラ病理技術賞」授賞式が8月3日に東京・如水会館にて開催されました。私、関は奨励賞を受賞し、神経病理解析室のスタッフ全員が見守る中、授賞式において表彰されました。また、表彰式後に記念プレゼンテーションを行ってまいりました。

サクラ病理技術賞は病理学的検査・技術に関する活動を表彰する、サクラファインテックジャパン株式会社が創設した賞です。学術研究だけではなく地域医療への貢献や後進育成など幅広い活動を対象としています。

今回の受賞では、中枢神経系の標本作製技術の標準化に取り組む活動が高く評価されました。標本作製技術を発信するウェブサイトの開設、講演活動、神経病理技術フォーラム開催という、神経病理解析室あげて取り組んできた活動に光をあてていただき万感の思いです。

授賞式の後には、大阪大学大学院 医学研究科・病理学の中野徹先生による特別講演会、そしてレセプションが続いて開催されました。レセプションにおいては、新井先生からご祝辞をいただきました。また、サクラファインテックジャパンの方々をはじめ病理学的検査に関わる方々と交流を深めることができました。この受賞を機に、新たな活動につなげていきたいと決意を新たにしました。

授賞式の詳細はサクラファインテックジャパン株式会社のWebサイト(https://www.sakura-finetek.com/about-us/byourigijyutu_syou)で紹介される予定です。

報告:関報告:関

第60回日本神経病理学会に参加しました!

7月14日から16日まで名古屋で開催された第60回日本神経病理学会に参加してきました。

学会初日の教育セミナーでは新井先生が「中枢神経系のマクロ解剖」、関さんが「ミクロ検索法−各種染色法と組織切片の見方」というタイトルで講師を務められました。私も最終日のポスター発表では年次報告という形でデータベースの活動について毎年発表させていただいています。

また、今年は会場の企業展示スペースに神経病理解析室のブースを出展しました!初めての試みです。

展示ブースにはコンテンツ紹介のポスターやチラシの他に、パソコンも設置してコンテンツのデモ紹介を行いました。

データベースには多くのコンテンツがありますが、今回は「EBAN」、「筋肉の病気」、「医学生のための中枢神経の組織病理 e-ラーニング」、「組織標本メソッド」の4つのコンテンツをメインにご紹介しました。学会2日目には都立神経病院の松原四郎先生がブースに来て下さり、松原先生が監修された「筋肉の病気」のコンテンツを多くの先生にPRしました。

学会期間中の3日間、沢山の方にブースに訪れていただき、データベースを知ってもらう良い機会になったと思います。一部のコンテンツはユーザー登録制となっていますが、フォームから簡単に登録できますのでぜひご覧下さい。

報告:小島報告:小島

第108回日本病理学会でポスター発表を行いました。


2019年5月9日〜11日に開催された第108回日本病理学会において、ポスター発表をしてきました!

「学習効率を向上させるデジタル神経病理実習の運用」(新井信隆、他)

「中枢神経系の診断力向上への取組み・デジタル教育ツールの利用」(関絵里香、他)

の2つのポスター発表を行いました。

最初のポスターではデジタル教材の「EBA&N」の内容について、ブレインカッティング動画やZoomify画像などを中心に紹介しました。

次のポスターではウェブサイトの染色コンテンツの内容紹介や、アクセス数の推移などから観測された利用状況についての報告を行いました。

発表当日は朝から多くの方にポスターを見て頂き、沢山用意した宣伝用のチラシも夕方にはほとんど無くなっていました。

今回もデジタル教材を実際に体験して頂くためのサンプルルーム(EBA&N for Student)を作成しています。ご利用をご検討の方は下記までお問い合わせください。

pathology-db(アットマーク)igakuken.or.jp

ぜひ、多くの方にご興味を持っていただければ幸いです。

また、染色技術についてのお問い合わせも歓迎しています。上記のアドレスにご相談いただければ、可能な限り対応させていただきます!

報告:小島報告:小島

病理デジタル画像解析に関するワークショップに参加してきました。

4月4日(木)に築地の国立がんセンターで「AIによる病理デジタル画像解析を目的とした病理画像の標準化を目指して」というタイトルのワークショップが開催されました。

このワークショップではAIによる病理診断支援の可能性と課題について、研究者の方から様々なお話しを聞くことが出来ます。デジタル画像解析の基礎知識から最新技術まで興味深いお話しを沢山聞くことが出来ました。

その中で、どの先生も色情報の標準化の必要性について強調されていたのが印象的でした。色情報は染色プロセスやスキャナーやモニターなど様々な要因によってバラつきが生じます。色のバラつきは診断結果や画像解析結果に大きく影響することから、色情報の補正は必要不可欠です。また、色だけではなくスライドの厚さムラなどでもデジタル画像の読み込みが大きく変わってしまいます。最近では様々な補正技術も開発されているようですが、技師としては今後も丁寧な標本作製を心がけようと思います。

報告:小島報告:小島

第124回日本解剖学会でポスター発表を行いました。

3月27日〜29日の3日間で第124回日本解剖学会が開催されました。今年の会場は新潟の朱鷺メッセです。

昨年まではデータベースの学習コンテンツに関する発表を毎年してきましたが、今年は少し趣向を変えて組織標本作製メソッドについてのポスター発表をしてきました。

組織標本作製メソッドは毎月アクセス数が多く、データベースの中ではとても人気のコンテンツとなっています。会場でもコンテンツの内容について多くの方に興味を持って頂き、実際に普段から見ているとの声もかけて頂きました。

的確な病理診断を下すためには良質な標本が必要となります。このコンテンツでは切出しからブロック作製、染色までの一連の行程を写真つきで詳しく解説しています。特に染色では染色結果を比較して、良い染色・悪い染色の見分け方なども解説しているので、初学者の方でも染色のポイントが理解しやすくなっています。

朱鷺メッセはとても広い会場で、ポスターも3日間ずっと展示することが出来ました。多くの人にコンテンツについて知って頂ける良い機会となったのではと思います。

報告:小島報告:小島

副所長退任のランチョンセミナーを行いました

本日(平成31年3月20日)、副所長退任のランチョンセミナーを行いました。 講堂は満席で立ち見もいらっしゃるなど、多くの職員に参加いただきました。観客あってのステージですので、これほど嬉しいことはありません。ありがとうございました!

冒頭、正井所長より過分の紹介をしていただき、また、医学研統合前のプロジェクトワーキングの会議を繰り返した頃の、私から正井先生へのメイルも紹介していただくなど、驚きでした。早いもので、あれからもう10年か、と思うと、感慨もひとしおです。

前身の旧研究所に就職したのが平成元年ですので、かれこれ30年。この長い間に、いろいろな症例を通りして、勉強したり、新しいことを考えたり。最近では、病理標本のデジタルアーカイブの作成に注力していることなど、紹介させていただきました。

もう少し、このまま頑張ってみたいと思いますので、引き続きご支援いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。

報告:新井報告:新井

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