公益財団法人東京都医学総合研究所 神経病理解析室

発表データ / リモートパソロジー実習 開催報告

2016 夏のセミナー・神経病理ハンズオン開催報告

今年も7月25日から4日間にわたって「神経病理ハンズオン」を開催しました。 基本は顕微鏡実習ですが、ホールスライドイメージを映すマルチモニターを用いて、観察のポイントをモニターで解説しながらの実習スタイルです。デジタル教材はデジタルパソロジーコーディネーターの植木さんと八木さんに作成して頂きました。

受講者は9名限定で、病理医1名、法医学者1名、小児神経科医1名、獣医師1名、基礎研究者2名、神経内科医3名でした。みなさん比較的初学者でした。

内部講師は、神経病理解析室の新井信隆・副所長が務め、関絵里香・主席技術研究員が「染色法とミクロ」、私が「デジタルパソロジー」というテーマで講義を行いました。外部講師は、原田一樹先生(防衛医大法医学)に「頭部外傷」について、石澤圭介先生(埼玉医大病理)に「変性疾患」について毎年レクチャーをお願いしています。いつもありがとうございます。

関さんによる「染色法とミクロ」のレクチャー風景

小島さんによる「デジタルパソロジー」のレクチャー風景

原田先生による「頭部外傷」のレクチャー風景

実習中は、講義が終わった後も多くの受講生が残って熱心に顕微鏡を覗いている姿が印象的でした。実習後のアンケートでは沢山の症例を鏡顕できてとても勉強になったとのご意見が多く、受講者の方に有意義な4日間を提供できたことを大変嬉しく思います。


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公益財団法人 東京都医学総合研究所 神経病理解析室 新井信隆
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