公益財団法人東京都医学総合研究所 神経病理解析室

発表データ / リモートパソロジー実習 開催報告

2017年 リモートパソロジー実習、参加報告

今年も各大学でリモートパソロジー実習を行いました!

4月13日に昭和大学、4月19日に慈恵会医科大学、4月24日に埼玉医科大学、5月8日に順天堂大学でそれぞれリモートパソロジー実習を行いました。

毎年お声がけをいただき、ありがとうございます。

昭和大学、順天堂大学には実際に訪問させていただき、実習の様子を見学してきました。

実習ルームは大学ごとに作成し、各学校でオリジナルの教材を提供しています。

実習の形式も学校ごとに異なっており、順天堂大学では講義内でデータベースを使用し、同じ画面を大人数で共有して実習を行っていました。昭和大学では、最初に解析室の新井先生が講義を行い、その後に各自が教材を閲覧しながらテストに答えていく自習形式をとっています。また、埼玉医科大学では授業の補助教材として使用しているようです。

今年は今までの教材に改良を加えた新しい教材を提供させていただきました。新教材では疾患の解説と観察のポイント、さらにZoomify画像を同じページにまとめ、特定の疾患に関する学習を1ページで出来るように工夫しています。

皆さん意欲的に取り組んで下さったため、テストの平均点もとても高く、新教材の有用性を実感することが出来ました。

実習ルームは実習後もしばらく使用できますので、自宅などでの学習にぜひご活用いただければと思います。

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